「息子氏野球やるってよ」から6年。野球人生節目につき振り返りしてみた件。
こちらは「actindi Advent Calendar 2019」10日目の記事です。
こんにちは。jinと申します。
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先日業務に関わりあるっぽい記事はエントリー済なので今回は趣向を変えて育児ブログ的な記事をと思い、息子の野球ネタを。
さて子どもが野球やっている。と言うと
(お当番とか親が)大変でしょ~? とか、お金かかるでしょ~? とか
ウンザリするくらい言われます。
取り組み方や受け取り方などご家庭ごとに異なるので一概に「全然大変じゃないよ!」とは言いきれませんが、ちょうど小学生野球も節目をむかえるので6年間の野球への取り組みについて振り返りしていきたいと思います。
▼息子氏野球略歴
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年長 入部 行けるときだけ行くゆるふわ参加
よちよちしててかわいいとチヤホヤされ調子乗る
1年 近隣練習の時だけ参加(ほぼ毎週)
2年 公式戦デビュー→初安打
スクール通い始める
3年 いやいや期 もう野球行きたくない発言何度か
4年 低学年での最高学年 副主将 公式戦初HR
超絶調子ノリ期
5年 チーム活動停止につきシーズン終了後移籍
6年 ←いまココ
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当時の監督の息子さんが娘の同級生というご縁で彼の野球人生はスタートしました。
未就学児は親の付き添い必須だったので土日どっちか行けるときに行く。というゆるめ所属。
その後小学生になり1年生いっぱいまでは遠征はパスで近隣の練習の時のみ参加。
本腰入れて野球に取り組みだしたのは小2ごろからですね。また、小2の夏から基礎力向上のためチームとは別に週一で野球スクールに通うようになりました。
毎週水曜日はチームの練習後(平日水曜だけ練習があった)、スクールへ移動するハードスケジュール。
当時まだ2年生だった息子送迎のために水曜は16:00に退社して、チームの練習終わりの息子をピックアップしてスクールへ送り届けていました。
スクールの待ち時間にバックネット裏でPC広げて仕事していたのが懐かしい!
今思えばとても貴重な時間でした。
4年生になる前まで1年半くらいは送迎を続けていたのですが、柔軟な働き方に対応できる今の職場にはとても感謝しています。
その後、壁にぶち当たり期、超絶調子ノリ期等を経て今も元気に野球を続けています。
▼投資額(概算)
下の表は品目ごとに6年間の概算金額です。
野球道具などは入部時ありがたいことにお下がりをたくさん頂けたので、初期投資は帽子と靴を買ったくらいでほぼなく、1年生の1年間もかかったのは5万程度でした。
注)我が家的なイレギュラーとして、スクールと5年生の移籍時にかかった装備の一部買いなおしで通常より投資額が多いこと。またチーム納会のじゃんけん大会で4年連続グローブをゲットするという偉業を成し遂げたためグローブ買わずに済むなどがあります。
細かく算出(遠征先へ応援にいくための私の電車賃とか、ママ会の参加費とか)しだすとキリがないのであくまで概算となりますが、
ざっと計算して
年間平均10万円弱、月にしたら8,000円弱(6年間の平均。時期によって変動あり。スクール費用の77万を除く)になります。
月謝8,000円の習い事と考えたら決して高くないですよね?
(余談ですがうちの娘は塾&スイミング&プログラミングスクールetcで息子にかかったトータル金額を余裕で超えていきます、、)
こだわっていい道具を揃えようとすると金額はどんどん上積みされていきますが、
入部時期によって年間にかかる費用も変わるのでTOTALの金額はもっと抑えられるのかなと。
投資上の良い誤算?としては下記の通り。
・クリスマスプレゼントがすべて野球道具になった。
→小2の冬にクリスマスプレゼントはバットがいい!と言われてから我が家にはサンタクロースが来なくなりました。バットとかグローブとか実際に手にしてフィットしたものを買いたいので。
それまで我が家ではサンタからと親からとでプレゼントを分けていたのでそれが一本化され出費がミニマムになりプラス。
・野球でスケジュールが埋まるので週末ごとのプチお出かけでの散財がなくなりむしろ家計に優しい。
→お出かけ訴求のメディアを運営している会社の従業員にあるまじき発言ですみません(笑)なお東京神奈川あたりの雨の日のお出かけスポットについては詳しいと思うので聞いてください!
・基本ヘアスタイルは坊主風(バリカンで刈る@自宅)なので床屋代がかからない。
→中学から仕様が完全坊主になるのでもっといいバリカンにアップデートしようかなw
▼よかったこと
野球をしていてよかったこと。親子ともに本当にたくさんありました。全ては書ききれないので以下は一例になります。
<子ども的>
・友達が増えた
・自分のことは自分でできるようになった(というかやる、という意識改革)
・礼儀正しくなった(挨拶とか敬語とかごく最近まではダメダメでしたが、、)
・集中力忍耐力が養われ、メンタルが強くなった。(ただしoffモード時はヘタレ)
・自分に自信が持てるようになった。
・運動能力向上。体力ついた。(これはそうじゃないと困る)
・声張るときはめっちゃ張れる(学校で声張る系の役割を必ず任される)
・親と学校の先生以外の大人との関りがもてた(愛あるご指導くださる監督コーチの方々や見守ってくださるご父兄など。また親世代だと野球人口がまだまだ多かったこともあり野球少年ってだけで野球以外のお父様たちからもめちゃかわいがられます)
我が家の場合、全校児童数の少ない小学校に通うことが決まっていたので学校以外のコミュニティに所属させるのはマストだと考えていました。
男子だからスポーツを。チームメイトと目標達成のために思いをひとつにして努力すること。力を合わせて努力を重ねた先に得られる成功体験をたくさん積んで欲しい、と考えていたので個人競技ではなく団体競技⇒実はサッカーを勧めていたのですが本人の希望で野球に。
親主導ではなく自分でやりたいと決めたこともあって、ここまでストイックになれるものかと(時期によってムラはありますが)、我が子ながら感心することもしばしば。
そして自分にはコレがあるから!と言いきれるものを持ってる子はいろんな意味で強いなと思います。(注:当社比。ぶらぶらしてる娘との比較)
<親的>
・学校以外のママ友できた
→ママ友って時には面倒ですが、男子の子育てはわからないことだらけなので息子がいる先輩ママはめちゃくちゃ頼りになります!
・息子の友達とのコミュニケーション
→息子の友達とプロ野球や高校野球について語っている姿ははたから見るとかなり奇妙に映るようですが(笑)、3,4年時は試合中スコアをつけていたので子どもたちからは野球の話が分かる母認定されていたようです。
子どもの友達とコミュニケーションとっておくことは家以外での子どもの様子がわかるので大切。また、万が一将来今の関係性が崩れてしまっても親をよく知っている子のことは心理的にぞんざいに扱いにくい(イジメ抑制になる)らしいです。
・休日のお腹すいた攻撃から逃れられる
→息子さんがいらっしゃる方なら共感していただけると思うのですが、休日家にいると1日中「お腹すいたー、なんかないの?」と言われ続けるので、朝お弁当持たせて1日練習がある日は平和です(笑)
・写真撮影のスキルアップ
→チームで広報的な係をしていた時があったので、1試合1,000枚単位で撮影していました。おかげで運動会の時とかの写真は写真屋さん顔負けのいい写真がとれるように(自画自賛)
よかったことだけではなく大変なこともたくさんありましたが、、
今までで一番うれしかったのは下級生に「(息子)くんみたいに野球うまくなりたい!」と言われたことです。
ホームランやどんなファインプレーより一番うれしかった(泣)
▼終わりに
6年間親子ともに色々な経験を経て中学に進学後も息子は野球続けることになりました。
ここまでこられたのは息子の野球に関わってくださった全ての指導者の方々とご父兄の方々のおかげであり、感謝しかありません。
最後に親的に辛い時思い出す、阪神タイガース藤浪晋太郎投手の親御さんの言葉を。
「もし、晋太郎が怪我などで野球が出来なくなっても心配していません。
だって彼は努力の仕方を知っていますから、
次にどんな道に進もうとまたそこで花を咲かせてくれると思うんです。」
(「天才を作る親たちのルール トップアスリート誕生秘話」文芸春秋 著:吉井妙子 より引用)
この先どこまで野球を続けていくのかはまだわかりませんが、
ステイヘルシーで本人が納得いく野球人生を送れるといいなと思います。